13日に開催された大館アメッコ市で、私達が提唱した「~まずは地ビールから~大館市に地ビール醸造所を立ち上げる~Project」の地ビールがデビューしました。このことについては、12日付の魁新聞に掲載されておりましたが、最初に地ビールを提唱した私達のことが全然書かれていなかったので、地ビールが出来るまでの私達の活動を報告させて頂きます。
私は「企業組合あきたマリッジ」理事長として結婚支援事業を営み、10年間で106組のカップルを成婚させましたが、女性が結婚を躊躇する理由として男性の職業、収入を挙げる方が多くおりました。
このため、安定した職場が増えて地域が元気になる方策を色々と模索していたところ、大館市比内でホップを生産しているので、そのホップを原料とした地ビールの醸造を思い立ち、昨年の3月から「大館市に地ビール醸造所を立ち上げるProject」を始めました。
資金が無い、比内産のホップは全量キリンビールの契約栽培である等、何も無いところからの出発でしたが、プロジェクトメンバーから秋田市のあくらビールさんに大館市出身の女性醸造士が勤務していること、大館商工会議所にえだ豆を有名にした職員がいるので相談してみたらとアドバイスされました。
彼に相談したところえだ豆を使ってみたらと言われたので、県内の地ビールメーカーである田沢湖ビール、湖畔の杜ビール様に相談したところ、えだ豆を使用すれば発泡酒でありビールではないと言われました。
その後商工会議所がキリンビールと交渉して、比内産のホップを分けて貰うこと出来ましたので、あくらビール様に醸造をお願いしましたが、こちらに信用が無いのでなかなか引き受けて貰えませんでしたが、最後は商工会議所のお力添えで引き受けて下さる事になりました。
販売面も大館市酒販組合にお願いしましたが断られたので、商工会議所とあくらビール様に販売先を見つけて頂きました。
以上のように大館商工会議所等皆様のご尽力でなんとか地ビールの製造販売に漕ぎつけましたが、引き続き大館市に地ビール醸造所を開設する起業家を応援したいと思っておりますので、その節は変身力会議の皆様もご支援よろしくお願い申し上げます。
(企業組合あきたマリッジ 理事長 湯瀬 早百合)