新年のご挨拶(著)秋田人変身力会議 会長 荒谷紘毅

2018年1月1日

秋田人変身力会議 会長 荒谷紘毅

 新年おめでとうございます。

2008年7月に発足した当会も早いもので今年10年目を迎えます。
年6回ペースの研究会兼飲み会も57回を数え、今年は節目の10周年・60回を迎えます。
ここまで続けてこられたのもひとえに会員の皆様のご協力のお陰だと感謝しております。
新しいことには飛びつくものの、持続力に乏しい秋田県人としては少し変身できたのではないかとも思っています。

昨年の年頭ご挨拶で心配したトランプ政権の動きは、
米国が主導してきたTPPから脱退、カナダ・メキシコとのNAFTAの見直しや北朝鮮とのチキンレース、
中東政策の見直しなどこれまでの政治経済的な積み重ねを全く無視した行動や、
思い付きで発するツイッターで世界中に不安と断絶をばらまき、
危機感に乗じて日本には多額の兵器を買わせ、中国からも28兆円の投資?を取り付けるなど、
ビジネスマンとしての手腕をいかんなく発揮しました。

しかし、
この営業マンには「米国ファースト」という俗耳に馴染むポピュリズムスローガン以外に世界を納得させる何の理念も政策もなく、
分断と憎悪を拡大させたとしか思われません。
米国は知性も品性もない不動産屋に世界最強の軍事力を与えてしまいました。

こうしたトランプの傍若無人な振る舞いに、英、独、仏のリーダーは眉をひそめ、距離を置いていますが、
我が国のリーダーはトランプと「完全に一致」したと運命を共にする覚悟のようです。
白井聡氏の説く『永続敗戦論』そのものの情景ですね。

トランプに押し売りされた一基1000億円というイージスアショアなる危険なおもちゃを住民の気持ちや意見を一顧だにすることなく秋田市に設置することが閣議決定されましたが、
選挙で勝てば何でもできるといわんばかりの政権の態度に、秋田県民は得意技の「物言わぬ民」を貫くのでしょうか?

北朝鮮の信頼性に乏しい核ミサイルが、秋田市に着弾する保証はないし、政権支持者か否かを区別できる筈もありません。
首長をはじめ、県選出国会議員や県議、市町村議など、県民の安心安全を守るべき立場で給料をもらっている公僕たちはどう対応し、
核ミサイルが飛んで来たらどう責任を取れるのでしょうか?お上のやることにNOは言えないのが民主主義でしょうか?

ともあれ、新年早々秋田は国際的な緊張のど真ん中に立たされてしまいました。
変身力会議は政治団体ではありませんが、偏狭なナショナリズムを排し、忌憚のない論議を深めることで秋田の千年王国への道を探ってまいりたいと思います。

会員の皆様には本年も変わらぬご厚誼、ご協力をお願いいたします。

この冬も日本酒を楽しみましょう(著)秋田人変身力会議 幹事 鈴木絵美

年末が近づいてきましたね。みなさま、忘年会や新年会の予定にワクワク心踊らせていることでしょう。秋田の宴会には、秋田の日本酒が欠かせませんよね。すでに今年の新酒も続々と出てきています。フレッシュでみずみずしい、できたてピチピチの「しぼりたて生酒」で乾杯してみませんか?

前菜やお刺身には冷たいお酒で、味の濃い煮物や鍋ものにはお燗酒もいいですね。温度を上げると旨味が出てきて、香りや余韻ものびやかになりますよ。お燗するお酒には酒蔵で寝かせた火入れ酒がおすすめ。熟成して角がとれ、まろやかな膨らみのある味わいになっています。

アツアツの「熱燗」もグッときますが、私は「ぬる燗」も大好き。身も心もとろ~んと気持ちよくなる、お風呂と同じくらいの温度(40℃)です。口の中でやさしくやわらかく広がって、目を閉じて「あぁ、極楽~」と言いたくなる、幸せなお酒になりますよ。

よく「おすすめの秋田酒は?」と聞かれますが、秋田の日本酒は、年々、洗練されて美しさを増し、どの銘柄も素晴らしく美味しくなっています。旨味が広がりつつも酸味のバランスが絶妙で、飲んだ後も爽やかで、飲み飽きしません。良質のお米やキレイな水、ひたむきな造り手の心が表れているようです。

具体的に銘柄を挙げるとすれば、若い方には東京でも大人気の「新政」「山本」が会話が盛り上がりそう。じっくりとお酒に向き合ってみたければ、「雪の茅舎」「福小町」などを飲むと、その旨さに酔いしれることでしょう。

(ちなみに、今年の秋田県清酒品評会の出品酒146点すべて試飲してみました。私が「おっ!」と思ったのは 「飛良泉」と「阿櫻」でした。)

そんな美味しいお酒に囲まれているから、楽しくて、ついつい飲みすぎてしまうんですよね。悪酔いや二日酔いが心配になりますが、私が心がけている予防策を3つお教えしましょう。

まず1つめは、絶対に空腹で飲み始めないこと。脂質のあるドレッシングやナッツで急激なアルコール吸収を防げます。2つめは、お酒を飲む合間に、お水も飲むこと。量の目安は、お酒と同じくらいです。最後に3つめは、少し早めに帰って、すぐ寝てしまわないこと。眠ってしまうとアルコールの分解が遅くなってしまうので、水分をとりながらなるべく起きています。

次の日の朝、目覚めるまでが宴会です。仲間との楽しい思い出を作って、さらに爽快な気分で目覚めましょうね。

それではみなさま、これからの酒宴ラッシュ、存分に楽しんでいきましょう!!

(秋田人変身力会議 幹事 鈴木絵美)

男鹿に鹿がいなくなった訳(著)秋田人変身力会議 事務局長 永井 健

 明徳館高校で開講している社会人向けの講座「専門郷土史」を週1回受講し

て10年目になります。先日、標記講義を担任の半田和彦先生から教わりまし

たので、会員の皆様にも興味深い内容と思いましたので送信致します。

 男鹿には地名の由来にもなった思われる鹿が古くから生息していましたが、

室町時代から当地を支配していた安東氏に狩り尽くされてしまったので、佐竹

藩2代藩主義隆(在位1633~1671)が慶安2年(1649年)に、武具の皮革を

得ることを目的に鹿を3頭放牧しました。

それが53年後の元禄15年(1702年)に農民から鹿が増えて農作物に被害

出ているので、追い払って欲しいとの願い出がありました。藩としては生類憐

みの令が施行されていたので、幕府にお伺いを立て許可を得て船岡村(現在の

大仙市協和町内)のマタギに鉄砲での駆除を依頼しましたが、雪が少なかった

こともあり3頭しか仕留められなかったとの記録があります。

 鹿は年間4回出産するので狼、熊等の天敵及び人間の駆除が無い限りは20年で9倍程度に増えるとのことですので、53年後には1千頭にも増殖していた

と予想されますから、大変な被害であったことが想像されます。

このため藩では宝永3年(1706年)から安永元年(1772年)までの67年

間に11回の駆除作戦を展開し、合計6万6千頭を駆除した記録にあります。

比較的詳細な記録が残っている享保15年(1730年)には、代官他武士が6名、足軽8名(うち筒持4名)、勢子(近在の農民で鹿を追うための雇い人)

延べ8千7百人(北1,100人×6日、南7百人×3日)、鉄砲11丁で8千頭を駆除しており、駆除の主な方法は鹿を鉄砲と勢子で入道崎(鹿落としの岬)に追い込み、岩から追い落としたようです。

 その後は生息数も急減したこともあり、藩の費用で駆除することはなくなり

ましたが、猟師に狩猟許可を出したり、マタギを常駐させたりして駆除に努め

たところ、安政6年(1859年)を最後に藩の公式記録に男鹿で鹿による被害

及び駆除が記載されなくなりましたので、その頃に男鹿から鹿がいなくなった

と推測されます。

 (秋田人変身力会議 事務局長 永井 健)

辻堂駅開設100周年記念「浜辺の歌」コンチェルト(著)地域資源の会秋田 代表 加藤真一

私が帰郷後に取組んでいる「秋田-湘南プロジェクト」の一つ「浜辺の歌」構想

が実現しました。12月1日から神奈川県藤沢市にあるJR辻堂駅開設100周年

記念行事として「浜辺の歌」が発車メロディとして流れることが決まりました。

今週末の26、27日に式典イベントとして浜辺の歌コンチェルトが辻堂駅前広場
で行われ、夜には藤沢市長と北秋田市長を囲んでの親睦交流会が開催されます。

私はこのプロジェクトの提唱者として、浜辺の歌の作曲者・成田為三の出身地である津谷永光北秋田市長及び「浜辺の歌音楽館少年少女合唱団」と一緒に参加します。

式典の模様は秋田魁新聞及び秋田朝日放送が取材し報道する予定ですので、ぜひご覧下さい。

佐竹秋田県知事及び金田法務大臣より祝電が届いておりますが,佐竹知事には

変身力研究会50回記念講演会時に、この「浜辺の歌」構想をお話しすると興味を示して下され「祝電」を約束し実行して頂きました。式典開演の冒頭に祝電を披露させて頂くことにしました。

この「浜辺の歌」が秋田と湘南の新しい地域交流の懸け橋になることを期待しております。

(地域資源の会秋田 代表 加藤真一)


ドイツ帝国への反感(著)秋田人変身力会議 事務局長 永井 健

 9月下旬にアメリカ司法省がドイツ銀行に住宅ローン担保証券の不正販売に絡んで、日本円にして約1兆4千億円の制裁金を課すとの報道から同行の株価が急落した。その後制裁金が約5千4百億円に減額されるようだとの報道があって株価が持ち直したが、この影響を受け世界の株式市場は乱高下した。

 しかし、住宅ローン担保証券(いわゆるサブプライムローン証券)の販売は、2008年以前(いわゆるリーマンショック)に行ったものであり、8年以上も経過した時点での制裁金の発動には強い違和感を持った。

 たまたま、10月上旬に東ドイツ、チェコ、オーストリア、ハンガリーの中欧を旅行する予定があったことと、上記ドイツ銀行への制裁金の真相を探るためもあってフランスの高名な人類学者エマニュエル・トッド著「ドイツ帝国が世界を破滅させる」を読んだので、イギリスの離脱や難民問題で揺れるEUの実情を含めて拙文を寄稿することにした。

 著者のトッドは1976年にソ連の乳児死亡率の上昇からソ連邦の崩壊を予測して有名になった歴史人口学者でもあるが、最近のロシアはプーチンが支配してから乳児死亡率が著しく低下しているので、ソ連システム崩壊による激しい動揺と、90年代のエリツィン統治を経て、再生の真最中であることを示していると分析している。

 著者のヨーロッパの現状分析は、EUの成立、ユーロの導入でドイツが一人勝ちする「ドイツ帝国」が誕生し、特に為替という調整システムを失ったユーロ圏では、ドイツが旧ソ連の支配圏であった東欧に住む良質で安価な労働力を活用して部品を調達するシステムを確立し、ユーロ圏との貿易で最大の黒字を計上してヨーロッパを支配しているとの認識である。

 トッドによるとドイツ帝国の勢力図は、ドイツ圏としてオーストリア、チェコ、スイス、スロベニア、クロアチア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグの8ヵ国、自主的隷属国としてフランス、衛星国としてスウェーデン、エストニア、ラトビア、ポーランドの4ヵ国、事実上の支配国としてフィンランド、デンマーク、スロバキア、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、キプロス、イタリア、アイルランド、ポルトガル、スペインの11ヵ国を挙げており、さらに旧ユーゴ諸国やアルバニア、旧ソ連のウクライナ、グルジアにも触手を伸ばしていると分析している。

 特にウクライナは人口45百万の人口大国であることから、労働力人口の減少に悩むドイツにとっては魅力的な国であり、ウクライナ紛争は事実上ドイツとロシアの代理戦争であると著者は見ている。

ちなみに今回訪問したドイツの人口は80百万人、チェコ、オーストリア、ハンガリーは10百万人前後なので、ウクライナの人口の多さが注目される。

 このようなドイツの勢力圏拡大に対してアメリカは快く思っていないので、冒頭のドイツ銀行叩きが起こったのではないかと考えられる。ドイツ銀行は財政及び貿易赤字に悩むヨーロッパ各国に多額の融資をしており、勢力圏拡大の先兵になっているからである。

 また、国内経済が好調で労働力が慢性的に不足しているドイツは、EU最大の課題である人の移動の自由については現状維持を主張し、難民の受入にも積極的である。しかし、イギリスは移動の自由への不満からEUを離脱し、ポーランド、ハンガリーは難民の受入を拒否する姿勢を強めてドイツと対立している。

 著者はドイツ帝国の成立で崩壊の危機を迎えているEUを救うは、祖国フランスであるとしているが、前大統領サルコジも現大統領オランドもフランス金融資本の言い成りになっているので、その役割を担っていないと厳しく批判している。

 著者のEUを維持するための政策として①ヨーロッパの保護主義的再編成について、ドイツを相手にタフな交渉を開始する②主要銀行を国有化する③政府債務のデフォルトを準備することを提案している。

 しかし、①についてはユーロを残したままの保護施策は関税ということになりEUの理念に反すること②についてはヨーロッパ中央銀行(ECB)への挑戦でありユーロの崩壊を招く恐れがあること③についてはインフレを招来し国家の存亡に関わり、当事国の国債を所有する民間銀行の破綻に繋がる等現実的な政策とは考えられない。

 ということでドイツ帝国の成立でEUは崩壊の危機を迎えているので、EUの維持さらには世界平和のためにもドイツには自制心を持った賢明な施策を求め続けることが結論ということになるが、東アジアでも中華帝国が成立しており、我が国もドイツを他山の石としアメリカ等と連携した賢明な施策が求められている。

(秋田人変身力会議 事務局長 永井 健)

 

県民がワクワクする秋田にするために(著)秋田人変身力会議 事務局長 永井健


協同組合安心リフォーム協議会 理事長 中村瑞樹

安心リフォーム協議会と太陽光発電協会

本日は変身大賞有難うございました。私の活動が変身大賞に値するとは思って

おりませんが、これまでの活動内容をお話し致しますので、受賞理由にある変

身と秋田県の活性化に寄与しているかどうかをご判断して頂きたく、よろしく

お願い致します。

平成20年に秋田商工会議所青年部(以下YEGと略)会長に就任しましたが、

その頃から世の中を見る視点が変わって来たように思います。当時はサブプラ

イム問題で景気が急激に悪化し、リフォーム業界の悪徳商法やオレオレ詐欺が

横行する等大変な時代でした。そのような風潮の中で、私の本業であるリフォ

ーム業界も質よりも価格が重視され、お客様が数社から相見積りを取って安い

業者に発注するような状況でした。

安値で受注して社員に相応の給料が払えないとか、工事の質を犠牲にするよう

なことがあっては、お客様にご迷惑をかけ、企業そのものの存続に関わってく

るような事態になるので、YEGの同業者に呼び掛けて22年に安心・安全なリ

フォーム工事をお客様にお届けすることを目的に「協同組合安心リフォーム協議会」を設立して理事長に就任しました。

活動内容としては、技術力の向上を図るための研修会等を開催して工事の質的

な向上を図り、お客様から「安心リフォーム協議会」のメンバーに頼めば安心

だとの信頼を得ることで、適正な価格での受注を目指しております。

24年には安心安全な施工での太陽光発電の普及を目指して、「一般社団法人あき

た太陽光発電協会」を設立し理事長に就任しました。会の運営は主に幹事長の

佐藤伸さん(三栄機械器具㈱社長)にお願いしており、最近は活動分野を広げ

るために小型風力発電事業も手掛けております。

超人ネイガーの海外進出

最近忙しくなって来たのは「超人ネイガー」を運営する「株式会社正義の味方」

の取締役としての仕事です。ここ数年「超人ネイガー」の人気が落ちて来まし

たので、その要因として出演料が高いとの噂が広まったためと分析して、握手

会や撮影会等の価格を下げたことから、依頼件数は回復傾向にあります

また、「ネイガーがしんたけ秋田弁をしゃべる」自動販売機を提案したところ好

評で、ダイドーさんとの提携も成立して順調に設置台数を増やしており、年内

30台を目指しています。売上代金の一部はバスケのハッピネスへの寄付金にな

りますので、皆様もぜひご利用をお願いします。

また、経済産業省の助成金「飛び出せJapan」を活用して2年前からタイ国へ

の超人ネイガー進出を手伝っています。タイのロータリークラブとの交流の一

環として、超人ネイガーがタイを訪問したところ子供達から好評だったことか

ら、超人ネイガーの兄弟分としてタイミライガーを誕生させました。

今年の11月にタイミライガーが秋田に来て白糸の滝で修業し、男鹿のなまはげ

と特訓し怪我をしたので、乳頭温泉で治療する等のストーリーで秋田を含む東

北地方でロケし、タイのテレビで3か月間放映される予定です。タイミライガ

ーの放映を機にタイからの観光客が増えることを期待しています。

千秋花火

当社創立25周年記念行事を2年前にビューホテルで行いましたが、その余興と

して12階のレストラン空桜(そら)から鑑賞できるように、手形山で花火を上

げました。人をびっくりさせて、その後の笑顔を見るのが大好きなものですか

ら、意表を突く形で花火を上げましたが、皆様には喜んで頂きました。

その年の暮れに仲間と飲んでいた時に、今年は手形山で花火を上げたのだから、

来年は千秋公園で花火を上げようとの話しになり、飲んだ勢いでやろうと言っ

てしまいました。翌日酔いが覚めたら大変なことになったと思いましたが、酒

席での約束も必ず守るというのが私の信条ですので、やることにしましたが、

それからが苦労の連続でした。

調べてみると50年前に千秋公園で花火を上げていることが解りましたので、50

年振りに復活する古くて新しいお祭り文化として定着させたいと考えましたが、

県市等からの助成金も見込み難く、警察や消防等に相談してもなかなか許可が

下りない状況でした。

しかし、昨年の1月に某中学で「今年の夏に千秋公園で花火を上げるので楽し

みに待っていて欲しいし、皆さんが大人になる頃には楽しさが一杯ある秋田に

するので、それまで良く勉強して欲しい」と生徒に話しており、子供達との約

束を破る訳にはいかないので、会社の仕事を投げ打って花火開催に向けて関係

機関との折衝に明け暮れ、なんとか開催に漕ぎ着けることが出来ました。

観客も当初は2~3千人程度と見込んでおりましたが、雨にも関わらず1万8

千人も来て頂きました。予想外の出来事としては不発弾が多かったことです。

消防車を3台と相応の消防士を配置しておりましたが、雨が降らないと事故の

可能性もありました。このため今年は、消防士の増員やスタッフが水のボンベ

を背負って消火に当たることにしております。

今年の観客は3万~3万5千人を見込んでおりますが、これ以上増えると警備上

も大変なので、FM秋田と提携して花火の実況中継をして頂くことで、会場近

辺に来なくても車中でラジオを聴きながら楽しむことが出来るような仕掛けに

しました。寺内、雄物川河川敷、添川方面からも良く見えるようです。

会場では仕掛け花火として「世界初のナイアガラ」をお見せします。仕掛け花

火はぶっつけ本番なので、上手くいったらご喝采をお願いします。

私としては今後5年ぐらいやって若い人たちに引き継ぎたいと思っております。

過ぎ行く秋田の短い夏を名残惜しみながら、市民の皆様にもご負担を頂ければ

と思っておりますので、よろしくご支援をお願い致します。

千秋花火の経済効果としては会場近隣の商店や飲食店のみならず、秋田駅周辺

から大町近辺の店舗まで通常の土曜日の1.5倍の売り上げがあったようで、お店

によっては行列が出来る程の賑わいだったようです。

今年の土曜日は県民会館でビックネームの公演があるので避けて欲しいとの要

請があったので、18日日曜日の開催としましたが、通常飲食店は日曜日には閉

めているので、皆様の馴染みのお店にはぜひ開店を勧めてみたら如何でしょう

か。また露店も昨年は少なかったので、増やすこととしております。

まとめ

以上の事業は変身力会議の皆さんと同様に全て無報酬でやっております。これ

らの事業が県民の皆様のお役に立っていることと参加した皆様が笑顔になって

くれることが行動の原動力となっております。

一度切りの人生です。やり直しは効かないので、やりたいことをやってワクワ
クして生きておりますが、周りの人もワクワクしてくれることが希望を失った

人には再起のきっかけとなり、街には賑わいを取り戻してくれることを願って

おります。子供達が超人ネイガーや千秋花火を記憶に留めることで、50年後で

も故郷秋田を誇りに思ってくれれば本望です。

繰り返しになりますが私のやっていることは、私を育ててくれた両親や周囲の

人達への恩返しだと思っております。若い頃に周囲の人達に迷惑を掛けました

ので、私流の故郷秋田への恩返しだと思っております。

私が元気なうちに皆さんが笑顔で過ごされることを、そして自分も楽しんで生

きていけることを感謝しております。その反面、私も会社を経営しております

ので、いつも会社に居ないということで、社員には大変迷惑を掛けております

が、それでも黙って仕事をしてくれている社員には感謝しております。

貧乏で持ち出しばかりで全然儲かりませんが、周りがハッピーになってくれれ

ば儲けはそれからでも良いと思っております。

子供達が故郷秋田を誇りに思って、いつか故郷に錦を飾って欲しいと思ってお

りますが、うちの会社で17年前の高校生時代にバイトをしていたという37歳

の青年が、仙台で起業して本社を秋田に移転したということで披露パーテーの

招待状を頂きました。

そういういう若いパワーに秋田を変えてもらいたいと思っておりますが、私も

引き続き周りの人を巻き込んで、皆でワクワクして生きていければと思ってお

ります。

           (文責:秋田人変身力会議 事務局長 永井健)


秋田を元気にするフードコーディネーターを目指して(著)秋田人変身力会議 事務局長 永井 健

株式会社ワンダーマート 代表取締役 田中 徳子

はじめに

フードコーディネーター(以下FCと略)の資格をなぜ取ったのですかと聞かれますと、思い付きですと答えています。30代後半で勤務中でしたが、自分で何かやってみたい、自分の形を残したいとの想いから取得しました。実家は農家ではなかったのですが、嫁ぎ先が兼業農家だったので、採れたての農産物の美味しさをそこで初めて知りました。採れたての野菜や果実の美味しさを消費者に伝えたいと考えていたら、FCの資格を知ることになりました。田舎でFCの資格を取って何になるのと笑われました。事実、しばらくFCの仕事はありませんでした。

しかしこの間、秋田の農業の現状を観察していると、生産者には県等の行政機関が支援していますが、支援の方向が激しい消費者の変化について行っていないのではないか、消費者の我儘をビジネスチャンスとして捉えることが出来るのではないかと考えました。

FCの仕事

FCの資格は三段階あります。初級(3級)は食の基本的な知識を身に着けることです。2級、1級は細分化された資格の分野に入っていきます。例えば地場産の野菜や果実で商品を造って販売する「商品開発」や、地元野菜を使ったメニューで新規顧客を取り込み繁盛店にする「レストランプロデュース」、造った商品や飲食店情報などをPRする「イベント・メディアプロデュース」です。最初は県内農産物の素晴らしさを伝えたいということでメディアプロデュース、県産品のPR活動を行っていました。

レストランプロデュースとしては、飲食店で使いたい地元野菜の生産者を知らないということで農家等を紹介しましたが、さらに切実な課題として顧客の減少等から事業継続か廃業か迷っているとの相談も多くなって来ています。

食の商品開発は重要なことですので、本県でも県等の支援もあり積極的に取組

んでおり、開発―製造―量産までは行くのですが、販売がネックとなり産業としてうまく育っていないように思います。

宮城や山形でも仕事をしておりますが、山形に行って思うことは、秋田と同じような商品を開発しても販売に結び付けていることです。山形の経験を秋田で活かしたいと考えております。

FCの資格は1980年代に生まれました。当時はバブル時代、食文化が豊かになっていく頃で、食にお金が使える時代でした。外国から様々な食材が入ってきましたし、フレンチとかイタリアンとか特色のある飲食店が繁盛した頃です。そこで活躍したのはレストランプロデュースを専門にするFCです。レストランプロデューサーは開店時の店舗の内外装、メニューの開発、メニューブックのデザインまで手掛けます。

さらにメニューブックに載せる写真撮影に際して食器等を整えるのもFCの役割です。映画やテレビドラマの食卓風景を時代に合わせてコーディネートするのもFCの役割ですが、残念ながら秋田ではそういう仕事はありません。

商品開発のプロデュースで印象に残っているのは、県南で販売している「豆腐カステラ」です。「豆腐カステラ」を県外に売り込みに行った時に言われたのは、惣菜なのかお菓子なのかはっきりしないということでした。このためお菓子であることを明確にするためにパッケージや味を変えました。

横手の食文化を紹介するガイドブックや、男性でも簡単に秋田の食材を使って料理が出来るレスピ本の制作をお手伝いしました。

また、メンズクッキングも主宰しております。この話がオファーされた時は葛藤がありましたが、料理の造り方を教えるというよりは、クッキングをしながら楽しい時間を過ごすことをコンセプトにすることで、引き受けることにしました。

新しい商品造りは加速し競争が激しくなって来ています。製造者が造って売る時代から、消費者のニーズを探って造る時代になって来ています。

さらに消費者のニーズを掘り起こすような、時代の流れを先取りする力がFCに求められていますし、そのようなFCが商品開発に関わっていかなければ売れない時代になって来ています。

地方が元気になるためには商品力を高めなければなりません。そのためには製造者だけで考えていたのでは成功しないので、その商品に強いFCがいるので相談してみようと、考えて頂けるようなFCになりたいと思っています。

フードコーディネーター養成講座の開催

食品業界のコンサルタントとして課題解決に取組んでいましたが、FCの存在が知られていないので、FCの認知度を向上させるために、FCを増やそうと考えていたところ、たまたま横手市の事業としてFC養成講座が2010年に開設されることになり、その講師になりました。

農家のお母さんたちから農産物を商品化したい、若い方から飲食店を開業したいとの相談を受けますが、それがFCの仕事であることを認識してもらうために、FCを増やすことで口コミを通じて、FCの認知度を向上させたいと考えたからです。

起業という言葉が語られるようになったのはここ5年ほどのことではないでしょうか。私は起業したという認識は余りありませんが、ただ仕事をしたいということでFCの資格を取り、手探りのなかで仕事をして来ました。

しかし、FC養成講座を開設しFCについての講義をする訳ですから、FCの実践事例として自分の実績を話さないといけないと考えました。

そのためもあり、中小企業庁が地方の活性化のために専門家派遣事業を始めましたが、この事業の本県での窓口であるあきた企業活性化センターに認められて、専門家として登録させて頂きました。

最初は農業の六次化のお手伝いでした。ニンジンの生産者がリンゴ生産者と協力してニンジン・リンゴジュースを作りたいとの相談があり、マッチンングしコーディネートして商品化することが出来ました。

FC養成講座や専門家派遣事業を経験するなかで、秋田県の課題の実態を知るとともに、課題解決の能力を高めていくことが出来ました。FCの資格を取っても仕事に結びつかないと云っている人達には、FCはこれから役に立つ資格だからと、秋田は売り込みベタと云っている人達には、自分から売り込みましょうよと巻き込みながら、自分でも力を付けながら活動して来ました。

人材育成と課題解決への取組み

資格を取得しても仕事をない人達に、私が継続的に手掛けている商品開発と販路開拓を一緒に取組み経験を積ませることで、人材育成と課題解決が同時進行で出来るのではないかと考えました。単にFC養成講座で講義をしているだけではなく、現場を経験させることで本当の意味での人材育成が出来るのではないかと気づいたからです。

食品業界の課題は市場を見抜ける経営者が少ないことです。このため企業が商品開発や販路拡大を行う時は、商品のモニタリングやマーケットリサーチを身近な食の専門家(FC)に委託する体制を作ることです。

FCの資格を取ったけれども仕事がないという方がどんどん増えて来ているので、ワンダーマートという会社を設立しました。当社はフードビジネスのコンサルをする会社ですと紹介し、商品開発のアンケートをFCに答えてもらう。そういう形で人材養成をしながら取引先を開拓しております。

食品関連に強くヒトとモノとコトを結びつけることが出来る人材の育成を目指しておりますが、仕事は魅力のあるところ(特に個人事業の場合はその傾向が強い)に集まって来ますので、仕事を通じてスキルを磨いていくことが大事です。

人それぞれに個性がある訳ですから、経営者とウマが合えば長期間その企業と付き合って行けると思います。

人生は全部繋がっているとセミナーでは話しておりますが、私の場合はそれが全部FCに繋がっております。私は大学の新聞学科を卒業しておりますが、それがメディアの活用、売れる商品説明に役立っています。

当たり前と思っていたらつまらないという視点で日々活動しておりますが、自分を売り込むというよりは、FCにはこういう市場があるのではないでしょうかという売り込み方もあると思っております。特に自分の考えとマッチングできる経営者と出会うことは幸せなことです。合わない人と悩んでいるよりは、考え方が合う方とネットワークを組む方がお互い幸せなことです。

FC養成講座を開設して私はFCの市場を作りました。FCの認知度が高まるとFCを使ってみようかなという方が現れるからです。

FCとチームを組んで課題に取組んでいますが、また来て欲しいといわれる瞬間が私のアイディアがお金に変わる時です。アイディアがお金に変わるということは大変なことですが、今はアイディアがお金の変わる時代だと思います。

まとめ

新しいことへの挑戦を成功させるためには変化と、そして自らの変身力が必須です。好きなことに身を置くことは笑顔を作ります。美味しいものに囲まれることも笑顔を作ります。毎日笑っていたら、いいアイデイアも浮かびます。そのアイディアが時には人を助けることもあります。人は何かの役に立つために日々活動しているはずです。私のアイディアも、秋田の事業所様に喜んでいただける内容へと成長出来たかなと思っております。

(文責:秋田人変身力会議 事務局長 永井 健)

湘南-秋田を結ぶ三題噺(著)地域資源の会秋田 代表 加藤真一

先日、米国から帰国した友人に「君のようなに二拠点生活者をデュアルライフと呼び、
トレンディな生き方がブームだよ」と言われた。

人生の第一ステージを終えて、セコンドライフをどう過ごすかが問われる長寿社会に
入ったニッポン。
このデュアルライフという選択 は、一つのキーワードになるかも知れない。

30年暮らした湘南・藤沢と秋田との往復生活から生まれた「湘南-秋田を結ぶ構想」が一気に具体化している。

今年の正月2日、藤沢で箱根駅伝(往路)を応援する「秋田-藤沢合同応援会」が実現した。
きっかけは早稲田大学の校友会である藤沢稲門会の呼び掛けに秋田稲門会の幹事長である佐野薬局社長・佐野元彦氏が応じて秋田の銘酒を持参。湘南に「都の西北」が響き渡った。
今年の夏は、竿灯祭りに藤沢稲門会が来ることになった。

二つ目は、今年1月23・24日開催で3回目になる湘南藤沢での「秋田フェア」

秋田の食と観光をPRする一方、湘南から秋田に人を呼び込むのが 狙いだ。
県地域振興局が窓口になり、梅井一彦局長以下部長と職員3名が現地派遣。

これに男鹿市長と由利本荘副市長と男鹿の農家グルーブが同席して藤沢市長表敬

訪問。
前夜祭として藤沢市長を囲み懇親会で親睦を深めた。詳細は魁紙=1・24付け掲載。

最後に、12月予定の湘南と秋田をつなぐ物語として「浜辺の歌」構想がある。
作詞が藤沢出身の林古渓、作曲は本県出身の成田為三。

湘南の辻堂海岸で構想した「浜辺の歌」が、今年で100周年を迎えるJR辻堂駅に
発車メロディとして流れることが決まった。
地元の辻堂地区には実行委員会が結成され、実現に必要な2万7千人の要望署名が
集まった。
これに成田為三の故郷から米内沢の合唱団が参加して、藤沢市民会館・大 ホールで
「合同合唱祭」が企画されている。

湘南の中核都市である藤沢市=人口約43万人は、全国でも数少ない人
口増加中の街である。

2014年「主婦が幸せに暮らせる街」全国第1位にランキングされた。
この藤沢と自然豊かな秋田を結ぶことで、真の「地方創生」を実現したいと思う。

(地域資源の会秋田 代表 加藤真一)

地ビール「オオダテビール」がデビューしました(著)企業組合あきたマリッジ 理事長 湯瀬 早百合

13日に開催された大館アメッコ市で、私達が提唱した「~まずは地ビールから~大館市に地ビール醸造所を立ち上げる~Project」の地ビールがデビューしました。このことについては、12日付の魁新聞に掲載されておりましたが、最初に地ビールを提唱した私達のことが全然書かれていなかったので、地ビールが出来るまでの私達の活動を報告させて頂きます。

私は「企業組合あきたマリッジ」理事長として結婚支援事業を営み、10年間で106組のカップルを成婚させましたが、女性が結婚を躊躇する理由として男性の職業、収入を挙げる方が多くおりました。

このため、安定した職場が増えて地域が元気になる方策を色々と模索していたところ、大館市比内でホップを生産しているので、そのホップを原料とした地ビールの醸造を思い立ち、昨年の3月から「大館市に地ビール醸造所を立ち上げるProject」を始めました。

資金が無い、比内産のホップは全量キリンビールの契約栽培である等、何も無いところからの出発でしたが、プロジェクトメンバーから秋田市のあくらビールさんに大館市出身の女性醸造士が勤務していること、大館商工会議所にえだ豆を有名にした職員がいるので相談してみたらとアドバイスされました。

彼に相談したところえだ豆を使ってみたらと言われたので、県内の地ビールメーカーである田沢湖ビール、湖畔の杜ビール様に相談したところ、えだ豆を使用すれば発泡酒でありビールではないと言われました。

その後商工会議所がキリンビールと交渉して、比内産のホップを分けて貰うこと出来ましたので、あくらビール様に醸造をお願いしましたが、こちらに信用が無いのでなかなか引き受けて貰えませんでしたが、最後は商工会議所のお力添えで引き受けて下さる事になりました。

販売面も大館市酒販組合にお願いしましたが断られたので、商工会議所とあくらビール様に販売先を見つけて頂きました。

以上のように大館商工会議所等皆様のご尽力でなんとか地ビールの製造販売に漕ぎつけましたが、引き続き大館市に地ビール醸造所を開設する起業家を応援したいと思っておりますので、その節は変身力会議の皆様もご支援よろしくお願い申し上げます。

(企業組合あきたマリッジ 理事長 湯瀬 早百合)