新年のご挨拶(著)秋田人変身力会議 会長 荒谷紘毅

新年おめでとうございます。

2008年7月に発足した当会も早いもので今年12回目の新年を迎えました。

年6回ペースの研究会兼飲み会も69回を数え、
ここまで続けてこられたのもひとえに会員の皆様のご協力のお陰だと感謝しております。

昨年は新天皇の即位による令和の時代が幕を開け、
ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍など明るい話題もありましたが、
一方で相次ぐ自然災害や首里城の焼失、日韓関係の悪化、アフガンでの中村医師射殺など
悲しい事件も起き、政治の世界では長期政権の驕りや緩みから閣僚の相次ぐ辞任、
「桜を見る会」も本来の趣旨とはかけ離れた行事となり、国民の批判を浴びました。

世界では相変わらず「アメリカファースト」を振りまわすトランプ大統領の言動が波紋を広げ、
中国との覇権争いが激しさを増してきました。

国内では想定される南海トラフや首都圏直下型地震への備えがオリンピックフィーバーで忘れられるのではないかと不安に駆られます。

秋田では県や自治体の努力にもかかわらず1万人規模の人口減少が続いており、地域の活力が失われつつあります。

こうした厳しい状況の中でも、変身力会議は会員のみならず、
地域の変身のきっかけとなるような催しを続けていきたいと思います。

世界の平和と皆様の健康をお祈りし新年のご挨拶とします。

2020年1月1日秋田人変身力会議会長荒谷紘毅